かつてのいちご狩りといえば、屈んだ姿勢で泥に汚れながら収穫するイメージがあったかもしれない。しかし現在の三田では、その常識は完全に塗り替えられている。
ほとんどの農園が「高設栽培(ベンチ栽培)」を採用。大人の胸から腰の高さにいちごが実っているため、腰を痛めることなく、スタイリッシュな服を着たまま摘み取りを楽しむことができる。通路幅も広く確保されており、ベビーカーを押したファミリーや輪椅子を利用する高齢者の方でも、何一つ不自由なく回遊できる作りになっているのだ。
床面にはシートが敷き詰められ、ヒールのある靴で訪れても汚れを気にする必要がない。この清潔感と快適性の高さこそが、感度の高い若者層や3世代ファミリーを惹きつけて離さない隠れた主因となっている。