バイオハザードを語る上で欠かせないのが、強く美しい女性キャラクターたちの存在です。コミュニティにおけるバイオハザード女性キャラクター人気順でも常に上位を独占するジル・バレンタインとエイダ・ウォンには、常にミステリアスな設定がつきまとっています。
長年議論されてきたジルバレンタイン生死の真相について、彼女は幾度もの危機を乗り越えて明確に生存しています。ジルは『バイオハザード5』においてアルバート・ウェスカーに捕らえられ、胸部に制御装置を取り付けられて洗脳状態に置かれていました。救出後は長期にわたる医学的リハビリと経過観察を経て前線へ復帰。洋館事件およびラクーン脱出時に投与された抗体とウェスカーによる実験の影響で、肉体の老化が劇的に抑制されており、外見の若さを保ったまま戦線に立ち続けています。
そして、最も多くの謎を秘めているのがエイダウォン正体の真相です。レオンの前に現れては翻弄し、時に命を救う謎の東洋系女性エージェントですが、「エイダ・ウォン」という名前自体が偽名であることが作中で示唆されています。謎の巨大組織や「シモンズ」が率いるファミリーなどの間を暗躍する産業スパイでありながら、真の雇い主や出自はいまだ完全には明かされていません。私情を挟まない冷徹なプロフェッショナルでありつつも、レオンに対してだけは見せる微かな情愛が、彼女の底知れない魅力を形作っています。