近年、住宅設計の現場では「和モダン」や「ジャパンディ(Japandi)」スタイルの浸透により、舞良戸を引き戸として再解釈する動きが加速しています。
現代の住まいにおいて舞良戸が選ばれる理由は、単なるノスタルジーではありません。無垢床や漆喰の壁、モルタル調の土間といった現代的な素材と組み合わせることで、洗練されたグラフィカルなアクセントウォールとして機能するためです。
リビングとワークスペースを仕切る可動間仕切りや、パントリー・シューズクロークの目隠し扉として舞良戸を導入する事例が増加しています。視線を適度に遮断しながらも、木製建具ならではの温もりによって閉塞感を与えない点が、現代のライフスタイルに合致しています。