橋本環奈の運命が大きく転換したのは、高校入学直前の中学3年生(2013年11月)でした。福岡市内の商業施設「博多リバレイン」で行われた地元アイドルグループRev.from DVLのイベントで撮影された写真が、インターネット上で「奇跡の一枚」「天使すぎるアイドル」として爆発的なバズを巻き起こします。
一夜にして日本中のメディアからオファーが殺到する中、2014年4月に高校へ入学。同月にはRev.from DVLとしてシングル『LOVE-arigatou-』でメジャーデビューを果たしました。ここから彼女の高校生活は、常人では想像を絶する過酷なマルチタスクへと突入します。
月曜から金曜の平日は福岡で授業を受け、夕方や週末になると福岡空港から羽田空港へと飛び、テレビ収録やドラマ撮影をこなす日々。機内や新幹線の座席、ホテルのベッドの上で教科書を広げ、定期試験の対策に追われていました。当時の特番インタビューでも「睡眠時間は2〜3時間の日が続いたが、高校の単位だけは絶対に落としたくなかった」と振り返っています。