結論から申し上げますと、茨城県桜川市に所在していたNEWユーアイゴルフクラブは、現在すべてのゴルフ場営業を完全に停止しており、クラブハウスおよびコースは閉鎖されています。現地は厳重に管理されており、一般のゴルファーが立ち入ってラウンドすることは一切できません。
かつて北関東自動車道の開通や周辺道路の整備に伴い、都心からのアクセスが向上した時期もありましたが、ゴルフブームの沈静化とともに客足は徐々に減少しました。関係者の証言や当時の業界動向を振り返ると、閉鎖へ向けた動きは段階的に進行していたことが分かります。
直接的な引き金となったのは、2011年3月の東日本大震災でした。茨城県内陸部も激しい揺れに見舞われ、コース内の法面崩落やカート道路の地割れ、クラブハウス設備の損壊など甚大な被害を受けました。震災直後は一時休業を余儀なくされ、その後一部補修を行って営業を再開したものの、客離れと復旧コストの二重苦が経営の体力を急速に奪っていきました。
さらに、震災以降の原発事故に伴う風評被害やレジャー自粛ムードが追い打ちをかけ、2010年代中盤には営業継続が極めて困難な水準まで売上が落ち込みました。結果として、抜本的な事業再生を果たすことができず、静かにその歴史に幕を下ろすこととなりました。