映画『トイ・ストーリー3』(2010年公開)の劇中、アンディの家の前で陽気にリズムを刻みながらゴミを回収する青年の姿を覚えているでしょうか。ヘッドホンでハードロックを聴きながら、手際よくゴミ箱を収集車へ投げ入れるゴミ清掃員の青年。彼こそが、成長したシド・フィリップス本人です。
この事実を証明する最大の証拠が、彼が身に着けている衣装です。黒地の中央に白いスカルが描かれたトレードマークのドクロTシャツを着ており、顔立ち骨格にも幼少期の面影が色濃く残っています。
単なるファンサービスや偶然の類似ではなく、メガホンを取ったリー・アンクリッチ監督が「ゴミ収集車の青年は間違いなく大人になったシドである」と公式に明言しました。第1作で約10歳前後だったシドは、約10年の月日を経て20代前後の勤労青年へとたくましく成長し、ピクサーの世界でしっかりと生活を営んでいたのです。