文部科学省が公表している「日本食品標準成分表」や農林水産省の流通統計、全国の青果市場データをもとに集計すると、流通している一般的なキャベツ(寒玉・中玉サイズ)の1玉あたりの平均重量はおよそ1,200g(1.2kg)です。ただし、小ぶりなものなら約1,000g、大玉に育ったものや冬場の重量級では1,500gを超える個体も日常的に並びます。
料理の計量で特に知っておくべき概念が、食材から廃棄部位を除いた「可食部(かしょくぶ)」の重さです。公的基準においてキャベツの廃棄率は15%と定められており、残りの85%が実際に口に入る可食部となります。つまり、売り場で1,200gのキャベツを購入した場合、硬い外葉2〜3枚と中心の硬い芯を取り除いた実質的な重量は約1,020gと計算できます。
日常の買い物や調理で迷わないよう、1玉丸ごとから小分けカット時までの標準的な重量と栄養成分の目安を一覧表に整理しました。
レシピに単に「キャベツ1玉」と書かれている場合、基本的には約1.2kg前後(可食部約1,000g)を想定しているケースがほとんどです。この基準値を頭に入れておくだけで、味付けが薄くなったり濃くなったりする計量ミスを確実に防ぐことができます。