葉大根は収穫後も呼吸を続けており、常温で放置すると急速に水分が抜け、黄色く変色して栄養価が損なわれます。購入後は速やかに保存処理を行うことが鮮度キープの絶対条件です。
2〜3日で使い切る場合は「冷蔵保存」が基本です。根元(白い小さな大根部分)がついている場合は切り離し、湿らせたキッチンペーパーで包んでからポリ袋に入れ、野菜室に立てて保存します。寝かせて置くと野菜が起き上がろうとして余計なエネルギーを消費し、劣化が早まるためです。
大量に手に入った場合やまとめ買いした際は、「葉大根 冷凍保存方法」を活用することで約1ヶ月間美味しさを維持できます。冷凍には「茹でてから冷凍」と「生のまま冷凍」の2パターンがあります。
・茹でてから冷凍(おすすめ):硬めに30秒塩茹でし、冷水で締めて水気をしっかり絞ったあと、小分けにしてラップに包み、ジッパー付き冷凍保存袋に入れます。解凍時は自然解凍しておひたしや和え物に、あるいは凍ったまま味噌汁に投入できます。
・生のまま冷凍(時短向け):きれいに洗って水気を完全に拭き取った葉大根を小口切りにし、生のまま保存袋に平らに広げて冷凍します。細胞が適度に壊れるため、解凍せずにそのまま炒め物やスープに投入するだけで、火通りよく短時間で調理可能です。
【プロの結論】おすすめできる人・慎重になるべき人の判断基準
食材としてのポテンシャルが極めて高い葉大根ですが、用途や求める味わいによって向き・不向きがあります。購入や調理の際の判断基準を整理しました。
【葉大根の活用を強くおすすめできる人】
・毎日の食卓で手軽に緑黄色野菜の摂取量を増やし、ビタミンやミネラルを補給したい人
・ご飯のお供になる常備菜(ふりかけ・漬物)を無添加で自作したい人
・時短調理で手早く1品のおかずやお弁当の隙間埋めを作りたい人
【活用に少し工夫・慎重さが求められる人】
・アブラナ科特有のほのかなほろ苦さやピリッとした辛味自体が極端に苦手な人(→しっかり下茹でして冷水にさらし、油や肉類と合わせた濃いめの味付けにする工夫が必要)
・加熱しても煮崩れないようなトロトロの煮込み料理を求めている人(→葉大根は食感を残す短時間調理向きのため、煮込みには一般的な大根の根や根菜類が適しています)