クロムハーツの二次流通市場をめぐっては、ネット上に多くの誤解や古い情報が散見されます。知らずに取引を行うと大きな金銭的損失やトラブルに巻き込まれるリスクがあるため、正確な現状を把握しておく必要があります。
最も大きな誤解は、「インボイス(正規購入証明書)があれば100%本物である」という盲信です。近年のスーパーコピー業者はバッグ本体だけでなく、レシートやインボイス、ショッパー、保存袋までも精巧に偽造します。ネットオークションやフリマアプリでは、「インボイス付き」と謳いながら巧妙に作られた偽造インボイスを添付する悪質な事例が後を絶ちません。インボイスの有無はあくまで一つの判断材料に過ぎず、書類があるからといって真贋鑑定を省略して良い理由にはなりません。
また、「個人情報が塗りつぶされたインボイス写し」の効力についても注意が必要です。クロムハーツ正規店におけるリペアやパーツ交換などのアフターサービスは、規約上「購入者本人のインボイス原本」を提示することが基本原則とされています。名前やカード情報が黒塗りにされたインボイスやコピー品の場合、直営ブティックでの正規修理を受けられないリスクが存在します。中古市場でバッグを探す際は、将来的なメンテナンス体制まで見据えた購入判断が求められます。