2026年大会という大きな節目を迎えた今、日本代表が真の強豪国へと脱皮するために何が必要なのか。中村が説くのは「個の技術と戦術的柔軟性の融合」だ。世界トップクラスのハイプレスをかいくぐるためのファーストタッチ、半歩の空間を生み出すアイディアの重要性を、自らの経験をもとに訴え続けている。
一方、本田が主張するのは「メンタリティの独立」と「ビッグマッチでのエゴ」である。「世界一を目指す」と言い切り、その言葉の重圧から逃げずに結果を追い求めた自身の経験から、極限状態での精神的な逞しさこそが勝利を分かつと強調する。技術と精神、双方のレジェンドが提示する問いに、現在の代表選手たちがどう応えるかが、北米の地での成否を握っている。