これまで携帯会社の乗り換えといえば、まず契約中のキャリアで10桁の「MNP予約番号」を取得し、それを持って新しいキャリアに申し込むという2段階の手続きが基本でした。しかし、制度改革によって導入された「MNPワンストップ」の普及により、乗り換え手続きの常識は一変しています。
MNPワンストップとは、移転先(新しい契約先)の公式サイトから申し込むだけで、移転元(現在契約中の会社)の解約手続きと番号引き継ぎを同時に完了できる仕組みです。ドコモ、au、ソフトバンク、楽天モバイルの大手4キャリアおよびそのサブブランド(ahamo、UQ mobile、povo、Y!mobile、LINEMOなど)をはじめ、多くの主要MVNO(IIJmio、mineoなど)がワンストップに対応しています。
一方で、ワンストップ非対応の小規模なMVNO事業者へ乗り換える場合や、家電量販店・キャリアショップなどの「対面窓口」で手続きを行う場合には、現在も事前にMNP予約番号を発行しておく必要があります。自身の乗り換えパターンがワンストップ対象かどうかを事前に確認することが、無駄な手間を省く第一歩となります。