大谷選手の人間性を語る上で欠かせないのが、温厚かつ自立した家庭環境です。岩手県奥州市で育った大谷家は、父・徹さん、母・加代子さん、7歳上の兄・龍太さん、2歳上の姉・結香さん、そして末っ子の翔平選手という5人家族です。
社会人野球の三菱重工横浜で外野手として活躍した父・徹さんはB型、バドミントンで全国大会出場の実績を持つ母・加代子さんはO型であることが広く知られています。遺伝の法則(ABO式血液型)において、B型(遺伝子型BBまたはBO)の父親と、O型(遺伝子型OO)の母親から生まれる子どもの血液型は、「B型」または「O型」のいずれかに限られます。したがって、大谷選手がB型であることは生物学的にも極めて自然な帰結です。
ネット上の掲示板や知恵袋などでは一時、「兄の龍太さんがA型と公表されているため遺伝的に矛盾するのではないか」という突飛な疑惑が囁かれた時期がありました。しかしこれは、龍太さんが所属する社会人チームの初期資料やネットメディアの誤植が一人歩きしたデマであることが判明しています。家族関係の事実は極めてシンプルであり、家庭内には常にスポーツマンらしいからっとした風通しの良さがありました。
さらに注目を集めたのが、2024年に電撃結婚を発表した元バスケットボール日本代表の田中真美子夫人との関係性です。真美子夫人の血液型はO型(一部情報で公表)。一般的に日本の血液型相性論において「B型男性とO型女性」は、個性を尊重しつつ包容力で包み込む理想的な組み合わせとして語られるケースが目立ちます。米国での過酷なシーズン中、愛犬デコピンとともにベンチ裏や自宅で見せる大谷選手の屈託のない笑顔は、家庭という確固たるセーフティネットがあってこそ維持されていると言えます。