権力の監視というジャーナリズム本来の役割が問われている。記者クラブ制度に安住し、官邸の発表をそのまま垂れ流すだけの広報機関と化した大手メディアに、民主主義を守る力はない。真に求められているのは、丹念な取材と確固たる裏付けによって隠蔽された事実を暴き出す調査報道の復権だ。
官僚たちが保身のために口を閉ざし、政治家が説明責任を放棄する時代だからこそ、市民一人ひとりが情報を選別する眼力を持たなければならない。過去の証言や記録を風化させず、権力の暴走に歯止めをかけるための検証を絶え間なく続けること。それこそが、歪められた政治と教育の深層を浄化し、健全な社会を取り戻すための唯一の道筋である。 (出典: 前川 喜平(Yahoo!ニュース))
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