インターネット上の掲示板やSNSでは、科学技術高校に対して「昔ながらの工業高校と同じでヤンチャな生徒が多いのではないか」「文系への進路変更ができないのではないか」といった誤解や偏見が散見されます。
しかし、実際の校風は「理数系に特化した進学校」に近く、真面目で研究熱心、穏やかな気質の生徒がマジョリティを占めています。女子生徒の比率も年々増加しており、理系女子(リケジョ)育成プログラムなどを通じて、性別を問わず快適に学べる環境が整備されています。
ただし、事前に知っておくべき決定的な注意点も存在します。
- 文系大学への一般入試による進路変更は極めて困難:カリキュラムが数学・理科・専門実習に大きく傾斜しているため、古文・漢文や地歴公民の授業時数が普通科に比べて削られています。文系学部を一般選抜で目指す場合は独学の負担が非常に大きくなります。
- 実習費・教材費の積立金:公立高校であるため授業料自体は就学支援金制度により実質無償化の対象となりますが、専門実習服、製図用具、PC端末、実習材料費などの積立金が普通科よりも年間数万円程度高く設定されている場合があります。