バンド「安全地帯」として『ワインレッドの心』をはじめとするメガヒットを連発し、日本のポップミュージックの頂点を極めた玉置浩二。ソニー・ミュージックエンタテインメントをはじめとするレーベルの歴史においても、彼らが遺した足跡はあまりにも巨大だ。
記憶に新しい『NHK紅白歌合戦』での圧巻のパフォーマンスは、日本中のお茶の間を釘付けにし、SNSのトレンドを独占した。オーケストラを従え、マイクを離しても会場の最後列まで響き渡る声量とエモーショナルな表現。テレビ画面越しに伝わる圧倒的なエネルギーの裏側には、出番直前まで夫の体調を万全に整え、祈るようにステージ袖で見守っていた青田典子の姿があった。
伝説を過去の遺産にするのではなく、現在進行形の奇跡として更新し続ける。その過酷な挑戦を、二人は二人三脚で成し遂げている。