見た目の美しさだけに騙されてはいけない。本当に美味しい果物を選ぶには、プロの視点に立った明確な基準が必要だ。先日放送されたNHK『あさイチ』果物特集でも話題を呼んだように、目利きの手法は品種や時期によって微妙に異なる。
例えばイチゴであれば、ヘタの根元まで赤く染まっているかだけでなく、ヘタが反り返り、表面のツブツブがくっきりと立っているかが鮮度のバロメーターとなる。メロンや桃の場合は、ズッシリとした重みと軸のしなやかさ、そしてお尻の部分から漂う芳醇な香りが完熟の証だ。店内に入ったら、まずは鼻を利かせること。果実本来の香りが満ちている店舗こそ、管理が行き届いた優良店の証拠だ。