7月の誕生石はなぜ2つ?ルビーとスフェーンの決定的な違いと選び方

7月の誕生石はなぜ2つ?ルビーとスフェーンの決定的な違いと選び方

7月の誕生石はなぜ2つ?ルビーとスフェーンの決定的な違いと選び方について重要なポイントを解説いたします。専門家の見解をご確認ください。

スフェーンの爆発的な美しさに惹かれて手にしたものの、使い始めてからトラブルに見舞われるケースが後を絶ちません。SNSや大手知恵袋、ジュエリーコミュニティでの声を検証すると、スフェーンの取り扱いに対する理解不足が浮き彫りになります。

都内の大手宝飾店で10年以上の接客キャリアを持つチーフバイヤーは、現場のリアルな状況をこう語ります。

「改定以降、展示会でスフェーンの実物を見て『この虹色の輝きはルビーやダイヤ以上だ』と衝動買いされるお客様が非常に増えました。しかし、スフェーンは結晶の一定方向に割れやすい『劈開性(へきかいせい)』があり、硬度も5.5程度しかありません。これは硬貨やガラスと同等です。普段使いのピンキーリングとして購入された方が、ドアノブや壁にコツンと当ててしまい、角が欠けて持ち込まれる事例が実際に報告されています」

ネット上の口コミでも、次のようなリアルな体験談が散見されます。

「スフェーンの多色性とファイアは本当に美しく、カフェの照明下で見つめているだけで幸せになる。ただ、超音波洗浄機に入れたらクラック(ひび割れ)が広がってしまい大ショックを受けた。専用クロスで優しく拭くのが鉄則だった」(30代女性・SNS投稿より)

「妻への誕生日プレゼントにスフェーンのペンダントを選んだ。指輪と違って胸元ならぶつけるリスクがほとんどなく、揺れるたびに緑やオレンジの火花のように光るため、周りからも珍しがられて大好評だった」(40代男性・レビューより)

美しさにおいてはルビーに勝るとも劣らないスフェーンですが、「衝撃に弱く、超音波洗浄や酸性の薬品(汗や洗剤)に敏感」というデリケートな性質を持っています。この特性をあらかじめ理解しておくことが、購入後のトラブルを未然に防ぐ決定打となります。

斉藤 蓮
著者

斉藤 蓮

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。