プロ化や地域クラブの文脈で大きな注目を集めているのが、女子チーム「琉球ブルーシーズ」の最新動向です。将来的な全国リーグ参入を掲げて発足した同チームは、地域リーグでの着実な勝利のみならず、沖縄県内の学校巡回指導やビーチクリーン活動など、島に根ざした活動を精力的に継続しています。
これまで沖縄出身のトップ選手は、高校や大学を卒業すると県外の実業団やVリーグチームへ流出せざるを得ない構造が定着していました。「地元で競技を続け、子どもたちのロールモデルになる」という選択肢を提示した琉球ブルーシーズの挑戦は、県内の女子プレーヤーにとって大きな希望の光となっています。
また、一般愛好家が集う沖縄社会人バレーボールサークルの熱気も特筆すべきものがあります。平日の夜間や週末、各市町村の小中学校体育館や市民体育館では、6人制・9人制・ビーチ問わず数多のサークルが活動。移住者や初心者を受け入れるオープンなコミュニティから、全国大会を目指すガチ勢までが共存しており、競技を引退したトップ層が一般サークルに指導役として混ざり合うことで、競技レベルの底上げが草の根で図られています。