ONE OK ROCKがメジャーデビューを果たした初期、バンドは5人体制で活動していました。ボーカルのTaka、ギターのToru、ベースのRyota、ドラムのTomoya、そしてもう1人のギタリストとして重厚なリフとエッジの効いたプレイを展開していたのがAlex(鬼澤アレクサンダー礼門)です。
アメリカ人の父と日本人の母を持つAlexは、日本人離れした端正なルックスと180cmを超える長身で、ステージ上でもひときわ強い存在感を放っていました。当時のワンオクサウンドは、ToruとAlexによるツインギター編成を前提に構築されており、エモやパンクロック、ラウドロックを融合させた分厚いアンサンブルがインディーズ時代からのコアなファンを熱狂させていました。
2007年のメジャーデビュー以降、シングル『内秘心書』『努努-ゆめゆめ-』『Beam of Light』などを立て続けにリリースし、若手ロックシーンの筆頭株として駆け上がっていた最中、突如としてバンドを最大の試練が襲います。