早稲田の学部カーストは実在する?政経から所沢まで格差の真相を追う

早稲田の学部カーストは実在する?政経から所沢まで格差の真相を追う

早稲田の学部カーストは実在する?政経から所沢まで格差の真相を追うについての疑問解決ガイドをご紹介します。

早稲田大学における学部ヒエラルキーを論じる際、避けて通れないのが入試難易度と歴史的背景が織りなす「序列のグラデーション」です。大手予備校の最新偏差値データや入試方式の変遷を俯瞰すると、学内は大きく4つのレイヤーに分類されます。

最上位に君臨するのは、今も昔も早稲田の看板学部である政治経済学部です。2021年度入試から大学入学共通テストでの数学Ⅰ・Aを完全必履修化して以降、私立文系専願の乱れ打ち層が淘汰され、国公立上位(東大・一橋)との併願組や数学的思考力を備えた精鋭が集う構造が定着しました。この入試改革により、政経のブランド価値は他学部から頭ひとつ抜けた存在となっています。

政経に次ぐトップグループを形成するのが法学部と国際教養学部(SILS)です。法学部は伝統的な国家試験合格実績と論理的厳密さで堅実な評価を維持し、国際教養学部の難易度は英語4技能試験(英検1級・TOEFL iBT等)の高得点提出や1年間の海外留学必須要件により、帰国子女や国際派エリート層の絶対的支持を集めています。

一方で、かつて「早稲田の穴場」と称された社会科学部は、昼間部への一本化と入試難易度の上昇を経て上位グループの一角へと急成長しました。これに商学部、教育学部、文学部、文化構想学部が続き、郊外に位置する人間科学部・スポーツ科学部が偏差値帯としては下位に位置づけられるのが、客観的な早稲田大学の学部序列の基本構造です。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。