「1チャンネルのテレビ局といえばNHK?」という問いに対して、全国一律で「イエス」と答えることはできません。現在、地上デジタル放送(地デジ)のリモコンキーIDにおいて、民間放送局が「1」を使用している地域は全国で4つ存在します。それ以外のすべての都道府県では「1=NHK総合」で統一されていますが、以下の4エリアでは全く異なる光景が広がっています。
具体的に「1」に民放が割り当てられているのは、青森県(青森放送・RAB)、中京広域圏(愛知・岐阜・三重:東海テレビ・THK)、鳥取県・島根県の山陰準広域圏(日本海テレビ・NKT)、そして鹿児島県(南日本放送・MBC)です。
これら4つのエリアでは、朝起きて「1」を押すと、NHKのニュースではなく日本テレビ系列、フジテレビ系列、TBS系列の人気ワイドショーが画面に映し出されます。地元住民にとっては幼少期から当たり前の光景ですが、東京や関西などの他地域から移り住んだ人にとっては、日常の前提が覆されるほどのカルチャーショックを受けるポイントとなっています。