稲庭うどんの特徴とは?細麺なのに強いコシの秘密と讃岐との違い

稲庭うどんの特徴とは?細麺なのに強いコシの秘密と讃岐との違い

稲庭うどんの特徴とは?細麺なのに強いコシの秘密と讃岐との違いについて押さえておきたい 事実を分かりやすい構成で解説いたします。

贈答用やお取り寄せとして広く親しまれている稲庭うどんの「乾麺」ですが、茹で方をわずかに誤るだけで本来の食感が損なわれてしまいます。名店の味を家庭で完全に再現するための鉄則は以下の通りです。

① たっぷりのお湯で泳がせる
麺100gに対して最低でも1.5リットル以上の沸騰したお湯を用意します。麺をパラパラと広げ入れ、麺がお湯の中でゆったりと対流する状態を保ちます。茹で時間は製品表示(通常3分〜3分半程度)を秒単位で厳守し、麺が乳白色から半透明になった瞬間を見逃さないことが肝要です。

② 丁寧なもみ洗いでぬめりを落とす
茹で上がったらすばやくザルに上げ、冷水を流しながら両手で優しく揉むように洗います。表面に付着したでんぷん(ぬめり)を完全に洗い流すことで、雑味のないクリアな喉ごしが生まれます。

③ 氷水で一気に引き締める
仕上げに氷水へと潜らせ、麺の芯までしっかりと急冷します。この温度差によって麺組織が瞬時に収縮し、稲庭うどん特有のピンとした弾力と美しい輝きが立ち現れます。

相性の良いつゆとしては、出汁の輪郭が際立つキリッとした濃い口の鰹つゆはもちろん、秋田の郷土色豊かな「比内地鶏の温かいつけ汁」や、濃厚なコクが絡む「胡麻味噌だれ」が極めて高い人気を誇ります。

山下 哲也
著者

山下 哲也

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。