近年の皇室報道において最も世間の関心を集めた事例の一つが、秋篠宮文仁親王の長女である眞子さんと小室圭氏の結婚であった。異例の経緯をたどったこの結実に対しては、結婚前から現在に至るまで、一部メディアによる過度なバッシングや偏向報道が繰り返されてきた。渡米後もなお「不和説」や「離婚危機」といった根拠の乏しいゴシップ的記事がネット上に流布し続けている。
こうした報道の背景には、元皇族としての影響力と一般国民としてのプライバシーとの境界線が曖昧になっている現実がある。小室圭氏夫妻はニューヨークで民間人としての生活を営んでいるにもかかわらず、日本のメディアや一部ネットユーザーの関心は衰えていない。事実に基づかない過剰な推測記事は、当事者の人権を脅かすだけでなく、皇室全体のイメージをも歪めかねない危険性を孕んでいる。