風遁・螺旋手裏剣の原点を知る上で欠かせないのが、術の基礎構造である「形態変化」と「性質変化」の極限的な組み合わせです。もともと四代目火影・波風ミナトが開発した「螺旋丸」は、チャクラの形態変化のみを極限まで高めた術であり、ミナト自身もこれに自らのチャクラ性質を組み込む試みを続けていたものの、道半ばで断念していました。
この未完成の遺産を受け継いだナルトは、恩師・カカシやヤマトの徹底サポートのもと、影分身による「多重修業」を敢行。通常の忍なら数十年を要するチャクラの性質変化(風遁)の習得を驚異的な短期間でクリアします。さらに、「形態変化を行う分身」と「風の性質変化を加える分身」の2体を同時に用いるナルト独自のトリプルプロセスを編み出し、父すら成し得なかった究極の術を誕生させました。