一人暮らしを始めたばかりの住まいやアウトドア、あるいは引っ越し直後の台所など、計量器具が手元にない状況は往々にして発生します。そうしたキッチンスケールなし計量を迫られた現場で頼りになるのが、身近な日用品を用いた計量スプーン代用測り方です。
最も実用的で再現性が高いのが、ペットボトルキャップ代用計量です。日本国内で流通している清涼飲料水のペットボトルキャップは、日本工業規格(JIS)に準拠した設計がなされており、フチの内側すりきり一杯の容量は約7.5mlで統一されています。
この特性を利用すると、以下のような極めて高精度な換算が可能になります。
- キャップすりきり1杯(7.5ml):小さじ1.5杯分に相当(大さじ半分の容積)。上白糖なら約4.5g、グラニュー糖なら約6g。
- 小さじ1杯分(5ml)を測りたい場合:キャップの深さ約7分目(目分量で全体の3分の2強)まで注ぐことで、約3gの上白糖が得られる。
- 大さじ1杯分(15ml)を測りたい場合:キャップすりきりちょうど2杯分を投入する。
また、食事用のティースプーンを用いる場合は注意が必要です。一般的なカトラリーのティースプーンは容量が3〜4ml程度と規格がバラバラであり、計量スプーンの小さじ(5ml)よりも一回り小さい傾向があります。ティースプーンで代用する際は、軽く山盛り1杯盛ることで、おおよそ小さじ1杯分の体積に近づきます。