真に身を守るために必要なのは、空を見上げて不確かな雲の形に怯えることではありません。有限な時間とエネルギーを、科学的に証明された「実効性のある防災対策」に振り向けることです。
科学的に正しい情報の取捨選択基準
- 即座に信用してはならない情報:「〇日以内にM8級」「震源地は〇〇」と場所や日時を特定した個人SNS投稿、雲の写真1枚だけを根拠にした予言。
- 信頼すべき公的情報:気象庁が発表する緊急地震速報、南海トラフ地震臨時情報、各自治体が公開している最新のハザードマップや揺れやすさマップ。
雲の写真を撮ってSNSに投稿し、真偽不明のリプライに一喜一憂する15分があるならば、寝室の家具が転倒防止器具で固定されているか確認し、最低3日分(推奨7日分)の飲料水・非常食、モバイルバッテリーやポータブル電源の残量を点検するほうが、生存率を直接的に押し上げます。