FIBA世界ランキングにおいて常にトップ10戦線を維持している日本ですが、避けて通れないのが「平均身長のハンディキャップ」です。世界トップクラスのオーストラリア、アメリカ、中国、フランスなどが平均185cm前後を誇るのに対し、日本の平均身長は約175cm前後にとどまります。
この約10cmの体格差を覆すために日本が研ぎ澄ませているのが、以下の3つの戦術的柱です。
第1に、ボールマンへの執拗なフルコートプレスによる相手のターンオーバー誘発。第2に、5人全員が連動してインサイドへ飛び込む「チームリバウンド」の徹底。そして第3に、オフェンス時のシュート試投数のうち40%以上を3ポイントシュートが占める「超高効率オフェンス」です。
ただ走るだけではなく、スペーシングを徹底して相手の大型センターを外に釣り出し、ドライブとキックアウトを高速で繰り返す戦術は、世界の列強にとっても最も対策が困難なプレースタイルとして恐れられています。