南米ペルーの乾燥した台地に描かれたナスカの地上絵は、古くから空からの視点でのみ全貌を現すミステリーとして人類を魅了してきた。しかし現代、宇宙空間を周回する高解像度衛星とNASAが提供する高度データ、さらには最先端AIによるパターン認識を組み合わることで、地表に埋もれていた未知のラインが相次いで特定されている。
考古学者たちが何十年も歩いて探せなかった砂漠の亀裂から、猫や人型を描いたと思われる新たな地上絵が発見されるケースも珍しくない。上空数百キロから地球を精密にスキャンするGoogle Earthのインフラは、研究者のみならず一般の歴史ファンにとっても強力な発掘ツールと化しているのだ。