災害への対処と同じ熱量で注力されているのが、火災や事故を未然に防ぐ予防行政だ。西新などの歴史ある繁華街や商業施設、共同住宅を対象とした火災予防査察が厳格に実施されている。避難階段に障害物が放置されていないか、スプリンクラーや自動火災報知設備が規定通りに維持されているかを査察員が厳密にチェックし、違反が見つかれば即座に行政指導が入る。
街の安全確保は消防単体では完結しない。早良警察署との強固な連携のもと、放火防止に向けた夜間合同パトロールや、通学路・密集住宅街での安全確認が日常的に行われている。火災現場での交通規制や避難誘導においても両者のシームレスな協力が不可欠であり、地域警察と消防の緊密なタッグが街の防犯・防災力を底上げしている。