富士カントリー可児クラブを語る上で欠かせないのが、同一クラブ内に併設された「志野コース」と「美濃コース」の棲み分けです。この2つのコースは単なるネーミングの違いにとどまらず、コンセプトやプレースタイルが根本から異なります。
志野コースは日本プロゴルフ選手権や日本オープンゴルフ選手権といった最高峰のメジャートーナメントを開催してきた歴史を誇り、全ホールでキャディ付き歩行または乗用カートプレーが基本となる重厚なチャンピオンシップコースです。高低差と樹木を巧みに使ったレイアウトは上級者でもスコアをまとめるのが困難なセッティングとなっています。
一方の美濃コースは、乗用カートを利用したセルフプレーが中心のカジュアルかつ本格的な設計です。アップダウンが比較的穏やかで、OBラインまでの距離にも余裕があるため、初心者からアベレージゴルファー、シニアや女性ゴルファーまでストレスなく楽しめます。メンバー会員権を保有する競技志向のゴルファーが志野コースをホームとし、プライベートの仲間内ラウンドやコンペでは美濃コースを選択するといった使い分けが定着しています。