現代の「ペニオク亜種」は、かつてのようにブラウザ上の怪しいウェブサイトだけにとどまらない。洗練されたUIを持つスマートフォンアプリとしてApp StoreやGoogle Playに紛れ込んでいる。ポップなキャラクター、爽快な効果音、そして「ガチャ」を引くような演出。これらがユーザーの射幸心を巧みに煽る。
「あと1回タップすれば手に入るかもしれない」。このサンクコスト効果(投資し続けた費用を惜しむ心理)が、利用者を泥沼に引きずり込む。ゲーム感覚で課金を重ねた結果、月末に数万円のキャリア決済請求を見て初めて事の重大さに気づくケースが後を絶たない。