渡韓美容を検討する際、X(旧Twitter)や各種レビューアプリで必ず目にするのが「リエンジャン」の症例と体験談です。好意的なレビューとしては「日本の半額以下でボトックスが打てた」「明朗会計で押し売りがない」という声が目立つ一方、「流れ作業で雑に感じた」「注入部位が左右非対称になった気がする」といったネガティブな感想、いわゆるリエンジャン失敗の噂も散見されます。
取材と現地利用者からのヒアリングを重ねると、この評価の二極化には明確な構造的要因が存在することが浮かび上がってきます。リエンジャンは韓国国内でも有数のメガクリニック(いわゆるファクトリー型・大規模量産型クリニック)です。徹底的なマニュアル化と高速回転によって固定費を下げ、施術単価を抑えるビジネスモデルを採用しています。
そのため、日本の高級美容クリニックのように「医師が30分かけて親身にカウンセリングを行い、ミリ単位で相談に乗る」という対応を期待して訪れると、強い違和感や不満を抱くことになります。医師の診察時間はわずか数分で終了し、デザイン確認後すぐに針が入るケースも珍しくありません。この「期待値と現場オペレーションのギャップ」こそが、ネット上で「雑で失敗した」と拡散される最大の引き金となっています。