細心の注意を払っていても、角度が曲がってしまったり、中にゴミが入ってしまったりして貼り直したくなる場面はあります。しかし、製本テープは剥がれにくい強粘着剤が使われているため、力任せに引っ張ると紙ごと破れて大惨事になります。
きれいに剥がすための裏ワザは「ドライヤーの温風を当てること」です。テープの表面から10cmほど離してドライヤーの温風を15〜20秒ほど当てると、粘着剤が熱で軟化します。糊が柔らかくなったタイミングで、端からゆっくりと角度をつけて引っ張ると、紙の繊維を痛めずに剥がすことが可能です。残った糊のベタつきには、消しゴムを軽くかけるか市販のシール剥がし剤を綿棒でごく微量塗布するのが有効です。
また、「今すぐ製本しなければならないのに製本テープを切らしてしまった」という緊急事態における代用品の可否は以下の通りです。
- マスキングテープ:代用可能(※社内用のみ)。粘着力が弱いため、ホチキス留めの補強として簡易的に使うのに留めるべきです。
- 布ガムテープ:推奨不可。厚みがありすぎて美観を損ね、糊がはみ出して他の書類を汚す危険があります。
- 白のOPPテープ・セロハンテープ:契約書には絶対NG。表面がツルツルしているため朱肉を完全に弾き、割印が定着しません。