井手らっきょの代名詞といえば、カメラの前で一切の躊躇なく全裸へと変貌を遂げる唯一無二の芸風だ。しかし、一歩カメラの外に出れば、彼もまた一人の夫であり家庭人である。井手らっきょの妻との出会いは、彼がまだ若手芸人として世に出ていく以前の若き時代にまで遡る。当時から彼の突飛な才能をいち早く見抜き、どれほど常識破りな行動にも動じない深い包容力を持っていたという。
過激なパフォーマンスが茶の間の話題を独占する一方で、家庭内では妻が徹底して彼の健康や生活面をバックアップしていた。全身全霊で身体を張る芸風は、常に怪我やアクシデントのリスクと隣り合わせだったが、妻は愚痴ひとつ言わず、常に笑顔で彼を現場へと送り出し続けた。この揺るぎない信頼関係があったからこそ、彼はカメラの前で限界を超えたアグレッシブな笑いを追求できたのだ。