Q1:徳川家康が普段食べていた麦飯の割合はどのくらいだったのですか?
A1:家康が好んだ麦飯は、大麦と米の比率がおよそ「麦6〜7:米3〜4」または「麦5:米5」という、かなり麦の比率が高いものでした。現代の市販麦ごはん(麦3割程度)よりもはるかに噛み応えがあり、食物繊維が極めて豊富に含まれていました。
Q2:徳川家康の本当の好物は何だったのでしょうか?
A2:記録上、家康が特に好んだのは「八丁味噌を使った焼き味噌」「ナス(特に初物ではなく旬の熟したナス)」「干し柿」「納豆」「クチナシで染めた黄色い飯」などでした。贅沢な宮廷料理よりも、素朴で素材本来の味わいがあり、保存がきく実用的な食材を生涯好みました。
Q3:鯛の天ぷらを食べた田中城での出来事は、完全な作り話なのですか?
A3:鯛の天ぷら(油揚げ料理)を食べたこと自体は『駿府記』などにも記された歴史的事実です。ただし「天ぷらの油にあたって即死した」という点が俗説であり、実際にはすでに進行していた胃がんによる腹痛が、脂っこい食事によって急激に表面化したというのが医学的真実です。