ネット上には「どんな傘でも細かく切断して金属ゴミに出さなければならない」といった極端な情報が見受けられますが、これは一部の誤解です。例えば、現代の軽量傘に広く採用されているグラスファイバー(ガラス繊維強化プラスチック)製の骨は、曲げても折れにくい反面、無理にノコギリ等で切断すると微細なガラス繊維粉末が飛散し、吸い込んだり皮膚に刺さったりするリスクがあります。グラスファイバー骨は切断せず、指定の長さのまま出せる窓口を確認するのが安全です。
また、折りたたみ傘の処分方法に関しては、ほとんどの地域で全長が短いため、骨と布を無理に引きちぎる必要はなく、閉じた状態で「不燃ごみ」や「金属類」の袋に入れて出すことが認められています。
近年は廃棄以外のルートも確立されつつあります。傘の無料回収とリサイクルに取り組む民間企業や商業施設が増加しており、まだ使えるビニール傘やブランド傘であれば、傘シェアリングスポット(アイカサ等)の返却ボックスや、ホームセンター・不用品回収イベントでのリユース引き取りを活用することで、ゴミを出さずに手放すことが可能です。