月亭方正(本名:山崎邦正)は1968年2月15日生まれ、兵庫県西宮市出身です。兵庫県立西宮南高等学校を卒業後、芸人を志してNSC大阪校に第6期生として入学しました。同期には千原兄弟、FUJIWARA、バッファロー吾郎など、後に平成のお笑い界を牽引する実力派が顔を揃えていました。
1988年、方正はNSCの同期であった軌保博光(のちの作家・映画監督・てんつくマン)とお笑いコンビ「TEAM-0(チームゼロ)」を結成します。コンビ結成当初から、そのビジュアルの良さは関西の若者たちの間で瞬く間に話題となりました。心斎橋筋2丁目劇場を中心とした劇場文化の最前線で、TEAM-0は「アイドル芸人」としてのポジションを確立していきます。
当時の熱狂ぶりを示す方正 昔 モテモテ エピソードは枚挙にいとまがありません。当時の関係者や本人がバラエティ番組で述懐したところによると、劇場の楽屋口には出待ちの女性ファンが連日長蛇の列を作り、バレンタインデーには段ボール箱が何十箱も埋まるほどのチョコレートとファンレターが届けられたといいます。
コンビは1991年に『ABCお笑い新人グランプリ』最優秀新人賞を受賞するなど、ネタの実力も高く評価されていました。上京後も日本テレビ系『吉本印天然素材』の初期メンバーに近い立ち位置で活動を展開し、まさに順風満帆な若手スター候補として芸能生活をスタートさせたのです。