すべての起点となったのは、誰もが知る永遠のアイコン、ミッキーマウスだ。1928年のスクリーンデビュー以来、時代ごとの空気感を軽やかに吸収しながら、世界で最も親しまれる存在へと成長を遂げた。彼のコミカルで表情豊かな振る舞いは、アニメーション史における「キャラクターの生命感」そのものを定義づけたと言っても過言ではない。
一方で、パーク文化の文脈から突如として爆発的ブームを巻き起こした存在も見逃せない。東京ディズニーリゾートで生まれたダッフィーは、その最たる例だ。愛くるしいぬいぐるみとしての造形美と、旅の伴走者という独自のストーリーが日本中のファンの胸を打ち、一大ムーブメントを形成した。伝統と新しいクリエイティビティの融合こそが、人気の息長い原動力だ。