「おんきょまち」ではない? 2026年になっても検索が殺到する山手線きっての難読地名「御徒町」の正体と変貌

「おんきょまち」ではない? 2026年になっても検索が殺到する山手線きっての難読地名「御徒町」の正体と変貌

「おんきょまち」ではない? 2026年になっても検索が殺到する山手線きっての難読地名「御徒町」の正体と変貌とは一体何なのか? 専門的な分析を丁寧に紐解いて紹介します。

ここで一つ、東京の地理に関する奇妙な事実を明かそう。実は現在の東京都台東区の公的な住所表記に「台東区御徒町」という地名は存在しない。

1964年の住居表示に関する法律の施行に伴い、かつての「御徒町」エリアは上野や東上野、台東といった行政区画に再編・統合されてしまった。それにもかかわらず、JR「御徒町」駅、東京メトロ「上野御徒町」駅・「仲御徒町」駅、都営大江戸線「上野御徒町」駅と、地下と地上に4つもの駅名が頑として残り続けている。行政が地図から名前を削ろうとも、鉄道と住民の生活感覚がそれを許さなかったのだ。

田中 結衣
著者

田中 結衣

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。