肘に違和感を覚えてから何週間も痛みが続いている場合、単なる一時的な関節痛ではなく、手首から肘をつなぐ筋肉と腱の付着部に微細な損傷や炎症が起きている可能性が高いです。特に肘を曲げたり物を掴んで持ち上げたりした際に痛みが走る場合、肘そのものよりも前腕(手首から肘の間)の筋肉の過緊張が根本原因となっています。
指や手首を動かす筋肉はすべて肘の骨の出っ張り(上顆)に付着しています。キーボード入力やスマホのタップ、家事動作の反復によって筋肉が持続的に収縮すると、骨と筋肉をつなぐ腱が常に引っ張られ続けます。この状態が続くことで血流が著しく滞り、組織の修復スピードが破壊に追いつかなくなるのが、肘の痛みがなかなか引かない真相です。