無限城で炭治郎と義勇の前に突如として姿を現した上弦の参・猗窩座。無限列車編で煉獄杏寿郎を屠った宿敵の登場は、炭治郎にとって拭い去れない因縁の再来であり、義勇にとっては水柱としての真価が試される瞬間でした。
開戦直後から猗窩座の「術式展開・破壊殺」による超高速打撃が炸裂します。研ぎ澄まされた闘気を感知して正確無比に急所を狙う猗窩座に対し、義勇は冷静沈着な太刀筋で応戦。「鬼に名乗るような名は持ち合わせていない」と言い放ち、一切の感情を排して迎撃態勢に入ります。歴戦の柱である義勇の流麗な剣技を目の当たりにした猗窩座は、「素晴らしい剣技だ」「名前を聞こう」と歓喜の表情を浮かべ、強者への敬意を露わにしました。
炭治郎と義勇による阿吽の呼吸の連携攻撃が繰り出されるものの、数百年もの間、数多の柱を屠ってきた上弦の参の戦闘力は隔絶していました。肉体の再生速度、打撃の破壊力、そして間合いを一瞬で詰めるスピードのすべてが柱単独の力量を凌駕しており、戦いは序盤から一瞬の油断も許されない極限の鍔迫り合いへと突入していきます。