愛犬のほくろは悪性腫瘍?メラノーマの見分け方と受診目安を徹底解説

愛犬のほくろは悪性腫瘍?メラノーマの見分け方と受診目安を徹底解説

愛犬のほくろは悪性腫瘍?メラノーマの見分け方と受診目安を徹底解説の真相について、分かりやすい解説を取りまとめてご紹介します。

Q1:犬の口の中に黒いシミや斑点がありますが、すべてメラノーマですか?
A1:すべてが悪性腫瘍というわけではありません。レトリーバー種やチャウチャウ、甲斐犬をはじめ、多くの犬種で口内粘膜に生まれつき、あるいは加齢とともに良性の色素沈着(黒いシミ)が生じます。良性のシミは完全に平坦で、周囲の粘膜と同じ滑らかさを持っています。しかし、少しでも盛り上がっている、表面がザラついている、短期間で範囲が広がっている場合は、直ちに細胞診を受ける必要があります。

Q2:老犬になってから黒いイボやほくろが急激に増えました。老化現象でしょうか?
A2:加齢による皮脂腺の過形成や老人性イボ、色素沈着の可能性が高いと考えられますが、老犬は免疫力の低下により腫瘍の発生リスク自体も上昇しています。急増したイボの中に1つだけ硬いものや成長速度が速いものが混ざっていないか、1箇所ずつ触って硬さと輪郭を確認し、定期健診の際に獣医師に全身をチェックしてもらうことを推奨します。

Q3:ほくろを愛犬が気にして掻きむしり、出血してしまいました。どう対処すべきですか?
A3:まずは清潔なガーゼで優しく圧迫止血し、エリザベスカラーを装着するなどして患部をそれ以上舐めさせないように保護してください。人間用の外用薬や消毒液は刺激が強すぎるため塗布してはいけません。腫瘍が自壊して出血している可能性もあるため、止血できた場合でも翌日には動物病院を受診してください。

Q4:メラノーマの手術や抗がん剤治療にかかる費用の相場はどのくらいですか?
A4:病変の部位や進行ステージによって大きく変動します。皮膚の良性腫瘍や初期メラノーマの単純切除術であれば、事前検査を含めて約5万〜15万円前後です。一方、口腔内メラノーマで下顎や上顎の骨切除を伴う手術や、術後の放射線治療、分子標的薬・免疫療法を併用する場合は、総額で30万〜80万円以上の費用が必要となるケースが一般的です。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。