ドーミーインといえば、地域ごとの名物料理をふんだんに盛り込んだ豪華朝食バイキングが代名詞です。北海道の海鮮丼、仙台の牛タンシチュー、名古屋のひつまぶしなどが有名ですが、ここ池袋が打ち出したテーマは極めてユニークな「町中華」でした。
朝食会場に足を踏み入れると、中華鍋が振るわれる小気味よい音が響き渡ります。提供されるメニューは、パラパラに仕上げられた本格チャーハン、蒸したてで肉汁あふれる特製焼売、ピリリと花椒の効いた麻婆豆腐、喉越しの良い水餃子など、ビジネスホテルの朝食という枠組みを大きく超えたラインナップです。
「朝から中華料理は重いのではないか」という利用前の先入観を覆す仕掛けも随所に施されています。あっさりとした味付けの中華粥や中華スープ、季節の小鉢、新鮮な生野菜サラダ、さらに定番のオムレツといった洋食メニューもバランスよく配置されており、宿泊者のコンディションに合わせて自由な組み合わせが可能です。朝食利用者のアンケートでも「期待以上の本格的な味付けで朝から活力が湧く」と絶賛する声が多数を占めています。
そして夜のお楽しみとして定着しているのが、毎日21時30分から23時まで無料提供される名物「夜鳴きそば」です。鶏ガラをベースにしたあっさり醤油味のハーフラーメンは、池袋の夜街で食事やお酒を楽しんだ後の締めに驚くほど心地よく胃へ収まります。湯上がりの無料アイス(夜)や乳酸菌飲料(朝)の提供も含め、滞在中の細かな欲望を先回りして満たすサービス設計が、ゲストの満足度を盤石なものにしています。