長谷川式認知症スケールの点数と真相|カットオフ20点とMmse比較

長谷川式認知症スケールの点数と真相|カットオフ20点とMmse比較

長谷川式認知症スケールの点数と真相|カットオフ20点とMmse比較の見逃せないポイントを一挙に解説しました。

Q1:家族が自宅で長谷川式テストを実施しても正確な結果は出ますか?
A1:正確な評価は期待できません。家族が検査を行うと、受検者が緊張や屈辱感から感情的になり、本来の能力が発揮できないばかりか、信頼関係が崩壊する原因になります。また、プロの検査者は答え方の間(ま)や表情、取り繕い反応も同時に観察して評価しています。検査は必ず医師、臨床心理士、看護師などの専門職に任せてください。

Q2:長谷川式で22点でした。認知症ではないと安心しても良いですか?
A2:安心の材料にはなりますが、完全に否定はできません。20点以上であっても軽度認知障害(MCI)の段階にある可能性や、元々知能指数の高い人がアルツハイマー病を発症しているケースがあります。日常生活に不自然なミスや変化が続いている場合は、点数に関わらず脳神経内科や精神科(もの忘れ外来)での精密検査を受けることが推奨されます。

Q3:長谷川式とMMSE、医療機関ではどちらを受けることになりますか?
A3:医療機関の診療方針や患者の状態によって異なります。一般的には、初診時のベッドサイドや在宅医療では手軽な長谷川式が多く用いられ、新薬の適応判定、国際基準の治験、あるいは空間認識能力を含めた総合評価が必要な場合はMMSEが選択されます。両方を時期を空けて実施し、経過を追跡するケースも一般的です。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。