事態が動き出したのは放課後の夕刻でした。学校や放課後施設を出た後、帰宅予定時刻を過ぎても姿を見せないことから保護者が周辺を探し回り、やむなく警察へ相談を持ちかけたことが発端です。
児童が目撃された最後の場所から自宅までのルートには、通い慣れた通学路だけでなく、入り組んだ住宅街や商業施設へ抜ける路地が点在していました。当日の動線を振り返ると、児童は友人と別れた直後、普段とは異なる小道へ偶然足を踏み入れてしまった形跡が確認されています。道に迷った焦りからさらに進路を誤り、気がついたときには土地勘のない方角へ歩き続けていたことが判明しました。