ネット上では「芸能界は完全に終了した」「タレントという職業自体がなくなる」といった極端な言説が散見されますが、これは半分正しく、半分は誤解です。
正確に言えば、オワコン化したのは「地上波テレビに寄生し、大手プロの政治力によって作られていた虚飾のタレント像」であり、エンターテインメントやコンテンツそのものの需要が消失したわけではありません。むしろ動画配信市場の拡大により、質の高い俳優、声優、アーティスト、専門性の高いクリエイターに対するグローバルな需要は過去最高水準に達しています。
「マスに向けて誰にでも受ける無難なタレント」が淘汰される一方で、「特定ジャンルで熱狂的な支持を集めるタレント」や「世界基準の演技・パフォーマンスができる実力派」は、旧来のテレビの枠組みを飛び越えて莫大な収益と名声を獲得しています。エンタメビジネスは崩壊したのではなく、権力の一極集中から多極化への移行が起きているのです。