ネット上では「あめの俵屋本店の飴は高すぎる」という声も一定数ある。だが、これは一面的な見方だ。例えば「京の飴」100gで600円〜800円という価格は、一般的な市販飴(100gあたり200〜300円)と比較すれば確かに高い。しかし、原材料表示を見れば理由は明確だ。市販の安価な飴の多くは「水飴、砂糖、酸味料、香料、着色料」で構成されるのに対し、あめの俵屋本店は「米飴、砂糖、生姜汁」のみ。実質的に素材コストが桁違いで、手間も熟練職人の労働集約型生産に依存している。
また「店舗に行かないと買えない」という誤解も多い。実際には、公式オンラインショップが2026年現在も稼働しており、全国配送に対応している。人気の花あめは季節ごとにラインナップが変わるため、通販でも「発売初日に売り切れる」ことがあるが、プレーンの京の飴や生姜飴は安定して購入可能だ。
もう一つの盲点が「賞味期限の短さ」だ。保存料を使わないため、商品の賞味期限は製造から約2〜3ヶ月と短い。贈答用にまとめ買いする際は、相手に渡すタイミングを逆算して購入する必要がある。この点はネットの口コミでも「知らなかった」という声が多く、編集部としても強調しておきたい。