国内外で外食チェーンを多角展開するゼンショーホールディングスにおいて、はま寿司は成長を牽引する中核ブランドとしての地位を固めています。国内店舗数は600店舗を突破し、アジアを中心とした海外市場への展開も加速しています。世界的な食糧需要の逼迫や円安に伴う水産資源の仕入れコスト増に見舞われながらも、強固なマス・マーチャンダイジング(一括調達力)を活かして驚異的な売上高の伸長を記録しています。
各社が主力商品の値上げに踏み切るなか、はま寿司は「基本の100円(税抜100円・税込110円)メニュー」を頑なに維持しつつ、厳選した高付加価値皿(一貫150円〜300円帯)を展開する二重構造の価格戦略を採っています。一部の都心部店舗ではテナント料や人件費を反映した都市型価格を導入していますが、郊外型店舗では依然として圧倒的なコストパフォーマンスを提供し続けています。