実在するピンクのイルカの正体とは?なぜ桃色なのか理由と日本の水族館事情

実在するピンクのイルカの正体とは?なぜ桃色なのか理由と日本の水族館事情

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国内の水族館でピンクのイルカを観賞したいという需要は根強いものの、2026年現在、日本国内でアマゾンカワイルカやシナウスイロイルカを生体展示している施設は存在しません。

かつては旧江ノ島水族館や鴨川シーワールドなどでアマゾンカワイルカが飼育されていた歴史がありますが、淡水イルカの長期飼育は水質管理や感染症対策の難易度が極めて高く、すべて飼育終了となりました。現在、アマゾンカワイルカを生きたまま日本へ輸入することは、ワシントン条約(CITES附属書I)による厳格な国際商取引規制のため、学術研究目的であっても事実上不可能です。

ただし、変異種としてのピンク色のイルカであれば、国内で歴史的な飼育記録が存在します。和歌山県の太地町立くじらの博物館では、過去に捕獲・保護された非常に珍しい「アルビノのハナゴンドウ」や「アルビノのバンドウイルカ」が飼育され、世界的な学術的注目を集めました。現在でも同館は鯨類の形態変異に関する貴重な骨格標本や学術資料を展示しており、遺伝的多様性を学ぶ上で国内最高峰の施設として機能しています。

松本 悠斗
著者

松本 悠斗

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。