「なぜこんな場所に?」という疑問を持つ人は少なくありません。この地は真言宗智山派の寺院である仙台天宝山大観密寺(だいかんみつじ)の境内にあたります。建立されたのはバブル絶頂期の1991年(平成3年)のことでした。
手掛けたのは、地元・宮城出身の実業家である菅原興業の創業者・菅原萬氏です。地域の発展と平和、そして来世の幸福を祈願して私財を投じて建立されました。当時は周辺一帯がニュータウンとして大規模開発されていた時期であり、ゴルフ場やホテルとともにランドマークとして建設が進められた経緯があります。街の発展とともに住宅が観音像の足元まで迫った結果、現在の「住宅街×巨大仏像」というSFのような景観が完成しました。